NASA: ケレスにかつて、生命居住を可能にするほどのエネルギーが長期間存在した可能性
NASAの研究によると、準惑星ケレスは、過去に生命を支える環境を持っていた可能性がある。探査機ドーンのデータ分析から、ケレスには水、有機物、そして微生物の代謝に必要な化学エネルギー源が存在していたことが判明。
約25億年前、ケレスの地下海には、岩石コアからの熱水が供給され、微生物にとっての「食料」となり得た。ケレスは現在、低温で氷が多いが、過去には放射性元素の崩壊熱により内部が温かく、生命が存在しうる環境だったと考えられる。
この発見は、ケレスと同程度の大きさの氷衛星や準惑星も、過去に居住可能な時期があった可能性を示唆している。
記事採点スコア
B
★
★
★
★
★
69.0/100